海外への輸出梱包をする際、このような質問をお客様にさせて頂くことがあります。
船便で行くのか、航空便で行くのか、これによって梱包の仕様が変わる事があるからです。
通常船便に関しては中国、韓国等アジアの近隣諸国に送るときも最終消費者の手元に行くまでは,一か月近い時間を要す場合があります。
航空便で行く場合はどんなに遅くともアジアであれば一週間程度だと思われます。
また航空便である場合は荷の重さが運賃に影響しますので、軽く安全な包装仕様をご提案するのですが、船便であるとそうもいきません。
船便の荷扱いに関しましては、コンテナへの入庫、そのコンテナをガントリークレーンで船に乗せる、降ろす際はその逆もしかりで、非常に多い荷扱いに耐えうる梱包をしなくてはなりません。
そして、コンテナが雨ざらしになった場合の対策、さらにシーズンによっては多湿に耐えうる防錆対策もしなくてはなりません。
なるべく、最低限の包装仕様で、安く、安全にが大切だとは考えておりますが、やはり製品がお客様の手元を離れた時と同じ姿で、最終消費者の元に届かなくてはなりませんので、船便となるといつもより製品を乗せる受け台の厚みを増したりと、多少保険を掛ける場合があります。
もし輸出等をお考えの場合は、梱包管理士が多数在籍する弊社にお気軽にお問合せを頂けたらと思います。